NPO法人 地球のステージ
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更新: 2006年5月30日
 
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イラン南東部地震救援 活動レポート 
04.1.28〜

〈2004.2.16-1〉 ・2004.1.29 バム到着
・2004.2.2 自分に何ができるか

・2004.2.3 サッカーコート完成
・2004.2.6 サッカー大会 その序章 続き
・2004.2.10 いよいよ練習試合が始まった
・2004.2.16-2 いよいよ決勝だ

・2004.2.16-3 よき仲間と



決戦の日が来た。

今日はトーナメント本番だ。朝から晴れ上がり、まさに「その日が来た」という感じだった。今日は熱くなるぞ、心も身体も…。

10時開始と知らせたのだが、既に9時になると子どもたちがコートに集まってきた。
まずは石拾いからだ。チーム・NICCOのみんなが手伝ってくれた。そして日本人スタッフの智佳ちゃん、朋子さんも合流してかなりの石を拾った。
桑野さんは崩れかけているラインのロープの張り直しと、石灰を使って白線の引き直しを始めた。ふと見ると、チーム・アルゲ・バムのミランが手を真っ白にしながら白線引きを手伝っている。黙々と下を向いて白線を引いている。本当にこの日を楽し
みにしていたんだろう。ミランにとってのこの日はとても大切に違いない。
さて、10時ちょうどにキックオフ。
初戦はチームNICCO対チーム・オミッド(希望)。チーム・NICCOには、この日なぜか多くの大人が付き添っていて、ちょっと物々しい。けれど、最年少10歳のアミールも出場し、結局1:0でチームNICCOが勝利した。

第2戦はチーム・バフダッド(団結)対チーム・ピールージー(勝利)。正直バフダットは智佳ちゃんや朋子さんが「マルコメ・チーム」と呼んでいるほど、小さな子どもたち主体のチームだ。監督役をやっているエージェントが「対戦相手の人数を減らしてでも力の均衡を整えたい」と訴えてくるほどだった。結果はやはり、ピールージーが3点を入れて勝ったが、バフダットもなんと1点を入れた。これはなかなか感動的だった。

第3戦は午後1時からで4位決定戦。チーム・バフダット対チーム・オミッド。う〜ん、マルコメチームは結局1点入れられず、敗退。チーム・オミッドは4位を保った。

第4戦は今回シードを引いたチーム・アルゲ・バム。ミランとモジュタバの素晴らしいコンビが存在する最優良候補だ。しかしふと見ると、チーム・NICCOのメンバーが代わっているではないか。何ということだ。4日間練習してきた子どもたちを排除して「勝てる」子どもたち(15歳前後)に代えているのだ。頭に来た。

いよいよ試合の始まり




桑野さんが主審を務める試合であったが、口を出さないではいられなくて、アミーンに通訳してもらって、子どもの試合なのだから、あくまでリストに則って練習をこなしてきた子どもを中心に出すように要請した。しかし、今日突然チーム・NICCOの世話役になったようなこわおもての若者たちは拒否して、あくまで「勝ちたい」という意志をむき出しにしている。もう頭に来てついに怒鳴ってしまった。
「おまえら、何考えているんじゃ!これは子どもが一生懸命練習してこの日を迎えているんだぞ、出ていけ!!」
 一瞬黙った彼らは、途端に激高し始めた。間にはいっていたアミーンが、
「K、あんたはここにいるとまずい、話がまとまらない。あっちへ行っていてくれ!」
結局レッドカードを自分に出してしまった桑山はその場は「退場」となってしまった。しかし、アミーンがうまくまとめ、なんとかリストに載っている(練習に一生懸命来た)子どもたちを中心にして、あとは補充の選手を入れ、チーム・NICCOは戦い始めた。けれど、最年少10歳のアミールがあぶれている。許せない。アミールは4日間全部練習に来たのに。確かにその小ささからすると戦力にはならないのかもしれないけど、許せない。ぎりぎりと怒りが込み上げてきた。
すると、アミールがそれを察したように、こっちを見て、
(そっちに座ってろ!)
と合図する。わかったよ。悔しいけど、あきらめるよ。

シードを取るチーム・アルゲ・バムは積極的に攻めていった。
前半15分過ぎ、ミランのあまりの見事なパスがぐいぐいと敵陣地に攻め入っていく。平行してモジュタバがジグザグに走っていく。ミランからのパスを待っているのだ。
ミランが3人に囲まれた。これは難しい。止められるか??
しかしミランは見事にボールをセンタリング。それは重心の低いモジュタバの足下に吸い付けられるように届いた。これはいいパスだ。いけ〜〜〜!!
ゴール!!
見事にモジュタバのシュートは敵ゴールを破った。1点先取!
後半もそのままで、結局チーム・アルゲ・バムが勝った。やはり、強い。

白熱する試合


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・2004.1.29 バム到着
・2004.2.2 自分に何ができるか

・2004.2.3 サッカーコート完成
・2004.2.6 サッカー大会 その序章 続き
・2004.2.10 いよいよ練習試合が始まった
・2004.2.16-2 いよいよ決勝だ

・2004.2.16-3 よき仲間と

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