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「自分に何ができるか」
バムは朝から晴れている。
毎日毎日快晴だが何せ気温が低い。朝方は確実に零下に下がっているから空気が澄んでいて遠くの山々が実に身近に見えてくる。その山のふもとの街バムを襲った地震が、多くの避難民キャンプをつくっている。その内の一つが桑山が所属するNICCO(日本国際民間協力会:京都)のテントのあるBAFIA(バフィア)キャンプである。
このBAFIAキャンプは非常に活気のあるキャンプであるが、問題もいくつかある。
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テントの前の子ども
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それはまず人口動態が把握しきれないということだ。それはある意味、このキャンプが流動的であり去る人、入る人が入り乱れていることが原因であろう。自然災害のみならず(避)難民キャンプというのはいつもそうである。
そんな大人の動きの狭間でいつも苦労するのは子どもたちである。その子どもたちの中でも特に取り残されるのは12歳から15歳くらいまでの子どもたちである。既に11歳までの小学校は再開した。
しかし、12歳以上のクラスは先生に専門性がより求められるのか、再会のメドが立っていない。16歳以上になると、既に働き出したりしていて、それなりのコミュニティが形勢されるのだがやはり12歳から15歳はいつも「さまよっている感じ」がする。
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